ファンタスティック!漢詩ワールド「李白 第十七回 李白名作選(4)宴の席で」

audiobook (Unabridged)

By 宇野直人

cover image of ファンタスティック!漢詩ワールド「李白 第十七回 李白名作選(4)宴の席で」
Audiobook icon Visual indication that the title is an audiobook

Sign up to save your library

With an OverDrive account, you can save your favorite libraries for at-a-glance information about availability. Find out more about OverDrive accounts.

   Not today
Libby_app_icon.svg

Find this title in Libby, the library reading app by OverDrive.

app-store-button-en.svg play-store-badge-en.svg
LibbyDevices.png

Search for a digital library with this title

Title found at these libraries:

Loading...

<内容紹介>

漢字一つ一つが持つ個性的な形と意味、それらの組み合わせからさまざまにひろがってゆく境地が幻想的でもあり、夢のようでもある「ファンタスティック」な漢詩。

時代背景や作者の境遇を交えた色彩豊かな漢詩の魅力に溢れる講義です。

漢詩は和歌や俳句とともに、永く日本人に親しまれて来た文学形式ですが、漢字ばかりで作られるため、気おくれしてしまう人もおられるようです。

が、そのいかめしい外見から一歩中に入ってみると、まことに多彩で魅力ある世界が現れて来ます。

それは或る種の果物に似ています。西瓜(スイカ)の、あの固い緑色の外皮の中には赤くジューシーな果肉が、また荔枝(ライチ)の、あの固いトゲだらけの、茶色の外皮の中には、丸くて白く、甘い果肉が包まれています。

このシリーズは、漢詩のそのような果実をなるべくわかりやすくお伝えするもので、名作の数々を、時代背景や作者の境遇と合わせてお話ししてゆきます。

漢字一つ一つが持つ個性的な形と意味、それらの組み合わせからさまざまにひろがってゆく境地は、まさしくファンタステイック!と言えるでしょう。

〈第十七回 宴の席で〉

〈李白編〉の最後は、やはり李白らしい、元気のよい作品を中心に見てゆきましょう。同じ酒の詩でも、前回は自分の主張や心境を詠むほうに重点がありましたが、今回は宴会の席で、雰囲気を盛り上げることを主眼とした作品が主となります。

<収録作品>

前有樽酒行 二首 其二

把酒問月

ファンタスティック!漢詩ワールド「李白 第十七回 李白名作選(4)宴の席で」