ストラトとレス・ポールに同じゲージを張ってはいけない理由 ~ギターに潜む小さな物理

ebook

By 西村秀昭

cover image of ストラトとレス・ポールに同じゲージを張ってはいけない理由 ~ギターに潜む小さな物理

Sign up to save your library

With an OverDrive account, you can save your favorite libraries for at-a-glance information about availability. Find out more about OverDrive accounts.

   Not today

Find this title in Libby, the library reading app by OverDrive.

Download Libby on the App Store Download Libby on Google Play

Search for a digital library with this title

Title found at these libraries:

Library Name Distance
Loading...
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。
ストラトとレス・ポールに同じゲージを張ってはいけない理由、わかりますか?
ギタリストなら誰にでも弦の好みのゲージがあるだろう。009のセット、010のセットなどさまざまだが、自分に合ったゲージが見つかると、ストラトにもレス・ポールにも同じゲージを張っていないだろうか。はっきり言って、これはNGである。なぜだろうか? また、ストラップでぶら下げた時にバランスよく安定するギターと、ヘッドが下がったり、ボディが前に倒れたりするギターがある。なぜだろうか? これらにはきちんと理由があり、それを知ることでより良いパフォーマンスを発揮することができる。プロのリペアマンは当然、こういった法則を熟知し日々の仕事に生かしているのだが、代々にわたって経験則で受け継がれてきたもので、きちんと数値化されているわけではない。それを科学的に計測し裏付けようとするのが本書。著者が開発した専用計測機を使って、ギターに潜む物理を数値化し、わかりやすく解説する。プレイヤーが本書の内容を理解することで、ギターの構造を正しく理解し、演奏性の向上も望める。2012年からギター・マガジンに連載していた「やさしいギター物理学」を改題、加筆して書籍化。
◎コンテンツ
1.テンションの法則
・弦の張力を測定する方法を考える
・測定する項目を考える
・スケールで張力はどう変わるのか
・弦のゲージで張力はどう変わるのか
・チューニングで張力はどう変わるのか
・ここまでの計測結果の総評
・テンションを理解し、演奏性を高める
・テンション・ピンとブリッジの働き
・ダウンフォースの計測
・スプリング・テンションの計測1
・スプリング・テンションの計測2
・アーミング時に発生する力の計測1
・アーミング時に発生する力の計測2
2.バランスの法則
・ギターの重心点にまつわる物理1
・ギターの重心点にまつわる物理2
3.ギア比の法則
・ギター・ペグの構造を考察する
・ギター・ペグに潜む小さな物理
4.ノイズの原因と対策
・弦アースとシールディングの基礎知識
5.ビレの原因と対策
・ギター調整の基本を知る
ストラトとレス・ポールに同じゲージを張ってはいけない理由 ~ギターに潜む小さな物理