傷ついた三蔵法師に代わり、取経の旅を続ける、孫悟空・英鈴・英鈴のお目付け役の鰤々・うさぎ小僧の一行。天界からの監視役・観音菩薩も加わり、一路天竺を目指す。しかし天竺は大帝を名乗るホラムズに制圧され、次々と刺客を繰り出してきた。その攻撃に対して孫悟空らはそいつらをことごとく撃退する。業を煮やしたホラムズは、うさぎ小僧に恨みを抱く牙双邪を差し向ける。牙双邪との戦いの中、孫悟空らに昔の悪行を暴かれたうさぎ小僧は、逐電し、あろうことかホラムズの前に現れる。そして天竺軍司令官・バルバロスを洗脳し、まんまと天竺軍の将軍に任命された。一方、道中、火龍と遭遇したことで、英鈴は龍神の娘・龍姫として覚醒し、父である龍神帝との対面を果たす。その後も、うさぎ小僧を除いた一行は天竺に向けた旅を急ぐのだった。