極道が神を信じる時

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By 家田荘子

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血なまぐさい抗争にまみれて生きる極道たち。非情な裏社会の組織のなかで、自分を見失いそうになるとき、彼らを支えるのは......。不治の病、仲間の裏切り、妻の信仰......ある時「神」に出会い、大きくヤクザ人生を変えた男たちの生きざま。密着取材で赤裸々に内情を捉えた極道ノンフィクション。
「先祖が稼業を認めてくれている。だから自分は生かされている」
「〝寿命〟があると思えば、怖いことはない。心配もない」
「一杯の味噌汁を飲んだ瞬間、ありがたい、と思った」
「神はすべてに対して公平じゃなかった――」
「ヤクザは人の道を守らなければならない」
「何かが守ってくれている。そう思うと自信が湧いた」
「一歩外へ出たらもう、自分しか信じられない」
「桜の花が咲くように、ちゃんと咲く場所で、自分自身を開花させたい」
「心が澄んでいれば、空がきれいに見える」
「見て見ぬフリはできない。血で血を洗う考え方しかできない」
「悪いことするんやったら――たった今、一時間でも悪いことできる」
「楽しく生きるのも人生、暗く生きるのも人生」
「産まれてきた時点で、苦は始まっている。俺はいつ死んでもいい」
「行こうが戻ろうが、結局同じ。もう後悔はしたくない」
「本気で生きていても、他人の人生を羨ましいと思うことがある」
「信じているものに溺れず、生かせればいい」
「いつも、行く。行かなければ、自分にとっては逃げたことになる」
「信仰とは、夢を持って信じること」
「見えないものは、怖い。けれど心の糧とすれば、強くなれる」
「ある晴れた朝、ふと思った。自分の運命は、天に預けようと――」
●家田荘子(いえだ・しょうこ)
作家・僧侶(高野山本山布教師)。日本大学芸術学部放送学科卒業。高野山大学大学院修士課程修了。女優、OLなど10以上の職歴を経て作家に。1991年、『私を抱いてそしてキスして エイズ患者と過ごした一年の壮絶記録』で大宅壮一ノンフィクション賞受賞。2007年、高野山大学にて伝法灌頂を受けて僧侶に。高野山の奥の院、または総本山金剛峯寺にて駐在(不定期)し、法話を行っている。著作は映画化された『極道の妻たち』の他、『歌舞伎町シノギの人々』、『四国八十八ヵ所つなぎ遍路』、『女性のための般若心経』、『少女犯罪』など130作品を超える。セカンドチャンスや人生探究など、元気の出る対談をYouTube「家田荘子ちゃんねる」にて配信中。
極道が神を信じる時