太宰治「義理」朗読ライブ版

audiobook (Unabridged)

By 太宰治

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「朗読の教科書」著者 渡辺知明の名作文学朗読会をライブで

武士の義理とはどんなものなのか?

「あわれにして美しき」ものという言葉の意味はどこにあるか。

伊丹の殿様に仕える武士が息子とともに若殿様の蝦夷見物の供をして旅に出た。

一行のなかには同僚の息子もいた。

同僚からは、くれぐれも自分の息子をよろしくと頼まれていた。

その息子を守ることは武士にとっての義理を果たすことであった。

ところが、旅の途中で同僚の息子を死なしてしまう。

そこで父が自分の息子に何を頼んだのか。

太宰治が井原西鶴の作品を下敷きにして書き上げた新釈諸国噺のシリーズの一作。

プロフィール(読み手紹介)――渡辺知明(わたなべともあき)

1952年生まれ、群馬県桐生市出身。20代のときから、

文学作品を声で表現する表現よみの実践と研究をつづけてきた。

太宰治、梶井基次郎、中島敦などの作品を中心に、

さまざまな作品の読みをインターネット上に公開している。

著書=『朗読の教科書』(2012パンローリング社)、

『表現よみとは何か―朗読で楽しむ文学の世界』(1995明治図書出版)など。

太宰治「義理」朗読ライブ版