にほんむかしばなし 三 「おむすびころりん」

audiobook (Unabridged)

By でじじ

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おやこで楽しむ、むかしばなし!

日本の昔話の中から、名作をセレクト。

内容を子どもに分りやすく再編集いたしました。

お子様とご一緒に、お楽しみ下さい。

あらすじ

むかしむかし、あるところに、心の優しい木こりのおじいさんが住んでいました。

おじいさんがいつものように山で木を切っていると、

お昼になりましたので、切りかぶに腰をかけて、お弁当を食ベることにしました。

おじいさんがさっそくおむすびを取り出しまして、それをほおばろうとしますと、

つい手が滑ってしまい、おむすびを落としてしまいました。

おじいさんはそれを拾おうとしましたが、

地面がちょうど坂になっていましたので、おむすびは、ころころ、ころころ転がって、 ずいぶんと遠くの穴まで転がると、その穴に、すとーんと落ちていきました。

「おやおや、これはもったいない。」

そういっておじいさんがおむすびの落っこちた穴を覗きますと、

なにやら不思議な歌が聞こえてきます。

(おむすび、ころころ、すってんころり。

ねずみの穴まで落ちてきた。

おむすび、ころころ、すってんころり。

ねずみの穴に、いらっしゃい。)

にほんむかしばなし 三 「おむすびころりん」