進化する角換わり▲4五桂

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By 北島忠雄

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※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。
「主導権の争奪」。現代将棋は、この一言に尽きるのではないでしょうか。
堅陣で先攻するのは、勝つうえでの理想と言えます。
昨今の序盤戦の変化は著しいですが、とりわけ将棋の速度を格段に上げたのが「角換わり▲4五桂速攻」です。
最小限の駒組みで仕掛けて攻勢を取り続けることができるのが魅力で、短手数で決着することも珍しくありません。
さらに端歩を突く形での研究が進み、攻撃の手段が広がりました。
しかし、単調な攻めでは受け切られる恐れもあります。どのように指せばよいのでしょう。
第1章では、先手居玉型での仕掛けを解説しています。▲4五桂速攻の代表的な形ですので、まずは基本的な狙い筋を覚えましょう。
第2章では、先手▲3八銀・6八玉型での攻防を見ていきます。後手の攻めも厳しく、激しい終盤戦が展開されます。
第3章では、先手▲4八銀・5八金型で、持久戦を含みにした戦い方を紹介します。間合いをはかりながら、好機の仕掛けを目指します。
第4章では、腰掛け銀の主流である▲4八金・2九飛型での指し方を解説しています。お互いに駒組みが済んで、不満のない陣形で戦いが起こります。
第5章では、後手が▲4五桂速攻を嫌って、早繰り銀で攻め合いに持ち込んできた場合の対策を紹介します。これはプロ間でも見られる戦型で、まだ見ぬ鉱脈が眠っているかもしれません。
様々なパターンでの仕掛けを習得し、積極的に指し続けましょう。
瞬間の堅さと一瞬の切れ味で一手勝ち。
本書を読んで、格上に一発入れる武器を身につけてください。
進化する角換わり▲4五桂