西洋拷問・処刑残酷史

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By 柳内伸作

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現代人が人間の肉体的、精神的恥部であると思いこんでいたものが、すでに千年も昔に神の名において過酷に呵責なく晒け出されていた。正義や道徳は元来人間の思い込みに過ぎないものであったから、神の名において人間を嬲り殺しにする分には、呵責の念に思い悩むことなどあるわけがなかった。それどころか、正義を遂行したことに、誇りさえ抱いていたのである。(「まえがき」より)
 史実に刻印された、凄惨きわまりない阿鼻叫喚の地獄絵......。西洋史に現出した拷問と処刑の数々を描く。
第1章 恐怖の魔女裁判
第2章 死の淵をさまよう地獄の拷問
第3章 フランス革命とギロチン
第4章 欲望と報復の渦巻く処刑
第5章 冷酷無残な虐殺と処刑
●柳内伸作(やない・しんさく)
ノンフィクション作家。1947年、福島県生まれ。東京経済大学卒業。1972年、陸上自衛隊調査学校心理戦防護課程(陸軍中野学校の後身)を修了。防衛庁陸幕調査部の情報工作官として国外情報を収集後、戦略情報を分析、その後陸上自衛隊富士学校の研究員として教範を作成、次いで陸上自衛隊高射学校で戦史教官を務める。1992年、『週刊文春』に投稿のクーデター小論で免職に処され、提訴。政府は自衛隊がクーデターの教育をしていると認めた上に、裁判所も自衛隊はクーデターの研究・教育をしている事実は認定したが最高裁で敗訴。
西洋拷問・処刑残酷史