中国の表現規制から見るネット監視社会

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By 森田靖郎

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オンラインゲームの通信遮断に端を発した中国の検閲強化。国民に見せたくない情報をフィルターにかけて遮断する国家。ネット凍結=ネット孤立は、文革再来か。しかしその政策は単なる表現規制・言論統制に留まるものではなかった。中国を他者化してはいけない。急速なITの普及、生活インフラのネット化によって"監視社会""管理社会"が到来する。
 中国の国家検閲、アメリカのポリコレ......表現規制のグローバル化が進み、日本へはどのような角度で侵入してくるのか? ネットに縛られ、ネットに支配される"ネット封建社会"に警鐘を鳴らす。
はじめに 「ネット民主主義に、死す!」
第1章 ネット・チャイナ・シンドローム
第2章 モンスター・チャイナ・ワールド
第3章 マイティ・オブ・キングダム
第4章 モンスター宮殿"中南海"
第5章 米中サイバーテロ"電脳戦争(コンピュータ・ウォーズ)"
第6章 国家は暴力独占体
第7章 ネットバブルから社会を解き放て
第8章 ネット民主主義の、こちら側と向こう側
おわりに 「ネット民主主義に、生きる!」
●森田靖郎(もりた・やすろう)
作家。1945年、兵庫県出身。文革中に、中国・チベット地区を訪れ、辺境地に下放された都市青年との交流から中国への興味を抱く。その後、シルクロードやロングマーチ(長征)など中国各地への旅を繰り返す。改革開放、天安門事件、香港返還などを常に現場から発信し、中国をフレームにして日本への同時代メッセージを送り続けるルポで定評がある。ノンフィクションを底辺にさらに再構築した小説執筆にも精力的で、ノンフィクションでは表現出来ない中国の暗部を赤裸々に描き出している。『上海セピアモダン』(朝日新聞社)、『中国「犯罪源流を往く」』(講談社)、『悪夢』(光文社)、『地経学で読む爆走中国』(原書房)、『引き裂かれた街~池袋チャイナタウン・プロジェクト~』(ナショナル出版)など著書多数。
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