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江戸時代から食べられていて、
現在も日本人に親しまれている寒天。
主な原料であるテングサは
海藻の一種で、食品のなかでも
群を抜いて食物繊維を
多く含んでいます。
医師の杤久保 修先生によると、
寒天の食物繊維は非常に細かく、
大量の水分を保持できるそうです。
その特性により、
寒天を食べると満腹感が得やすくなり、
食べ過ぎを防ぐことができます。
そして、寒天自体が
非常に低カロリーなので、
たくさん食べても問題がありません。
寒天は、理想のダイエット食品なのです。
寒天の健康効果は、
それだけではありません。
胃を通って腸まで届いた食物繊維は、
腸内でゲル状に溶けて、
糖の吸収スピードを遅くします。
このため血糖値の上昇が抑えられ、
糖尿病の改善につながります。
ほかにも、高血圧、コレステロール値の低下や
便秘の改善にも効果があります。
本書では、甘酒寒天、
ショウガ寒天、
寒天みそ汁、
酒かすゼリーと、
寒天の4つの食べ方を紹介。
その健康効果をすべて紹介します。
さらに、ハンバーグやギョウザなど
さまざまな家庭料理に寒天を使った、
20品の美味レシピもお届け！
あなたの健康と美容のために、
寒天をぜひご活用ください。