民主主義の壊れ方:クーデタ・大惨事・テクノロジー

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By デイヴィッド・ランシマン

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SNSが政治を溶かす
民主主義の危機――。こう言われて何が思い浮かぶだろうか?
ファシズム、暴力、そして世界大戦の夜明け......もし、こうした1930年代の光景が浮かんできたなら、それこそ危険な兆候だ(苦笑)。
本書によれば、1930年代が再現されることはまずない。過去のある時代が衝撃的だからと言って、それに固執しすぎると、より重要な他の時代の教訓を見逃すことになる。
もし、いまの危機と似ている時代があるとするなら、それは1890年代だ。貧富の差が拡大、ドレフュス事件はじめ陰謀論が跋扈し、ポピュリズムが生まれたあの時代である。このときは革新主義と世界大戦で危機を乗り越えたが、現在その選択肢はない。
本書では、クーデタ・大惨事・テクノロジーという観点から民主主義の崩壊をシミュレートする。そこにトランプはいない。中国の権威主義体制も民主主義を覆すには至らない。
では何が脅威なのか?
「トランプは登場したが、いずれ退場していく。ザッカーバーグは居続ける。これが民主主義の未来である」。ケンブリッジ大学政治学教授が描く、異色のデモクラシー論!
民主主義の壊れ方:クーデタ・大惨事・テクノロジー