ボクのBeagleBone Black工作ノート

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By 鈴木哲哉

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人気の名刺サイズ32ビット・ハイパーマイコンボード
BeagleBone Blackと800円以下の定番パーツで作る、電子工作傑作選
ネットで見つからなかった答えがここにある。
Raspberry PiやArduinoなど名刺サイズのボビイスト向けマイコンボードが人気を博している一方で3Dプリンタなどを駆使してオリジナルのプロダクト作りに勤しむ"MAKERS"トレンドも反映してか、より高性能、高機能なボードが次々と世に出てきています。
本書で取り上げるBeagleBone Blackは、1GHzで動作するCortex-A8をCPUコアに持ち、PowerVRのグラフィックアクセラレータなどを集積したARMベースのSoCを搭載した、Raspberry Piの約2倍の高性能を持ったシングルボードコンピュータです。
BeagleBone Blackの込み入った仕組みは、もはやボビイストが頑張って理解できる範囲を超えており、そのため、ユーザが開発しやすいように、予めLinuxがインストールされています。
しかしLinuxで動くということは、他のOSの介在しないボードで覚えた手法はあまり役に立たないということになります。
例えば、レジスタの直接操作や割り込みの直接処理は物理的に不可能です。
よってLinuxには、そのような処理をしなくて済む仕組みが用意されています。
Linuxはハードウェアの制御に面倒な手続きが必要ですが、その代わり高度な働きを比較的簡単に実現します。
そして、なによりBeagleBone Blackが、電子工作マニアの心をくすぐるのは、両端にある拡張コネクタです。
このハイエンドのマイコンボードは、不器用に組み立てられたローエンドの回路の受け入れ体制が整っています。
本書は、百戦錬磨の電子工作マニアが、バラエティに富んだ回路をBeagleBone Blackの拡張コネクタに繋いだ結果の一部始終です。
全製作物の回路図、配線図、部品表、完成物の写真、貴重な実測値もすべてカラーで掲載してあるので実際に作る人は勿論、読むのみで"エア電子工作"を楽しむこともできる、実用性と臨場感溢れる一冊です。
さらに、本書に掲載のソフトウエアは、Githubよりパソコンのブラウザで見たり、BeagleBone Blackへ直接ダウンロードすることができます。
なお、本書は最新のBeagleBone Black Rev.C Debian搭載版に対応しています。
ボクのBeagleBone Black工作ノート