武士道の真実

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By 林信吾

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武士は歴史の中でどのような役割を果たしたのか
「武士道とは死ぬこととみつけたり」
 これは武士の精神文化を説いたとされる、山本常朝・著『葉隠』からの一説だが、実際にこの本に目を通した人はほとんどいないのではないだろうか。新渡戸稲造の『BUSHIDO』も同様だろう。
 だが、現代ニッポンでは、やたらと「武士道」がもてはやされている。
 はたして、武士道精神、その正体とは何なのか。武士とはどのような存在で、本当のところ日本の歴史の中でどのような役割を果たしたのか。
 良書を紹介しつつ武士道のアウトラインを描いた、異色の武士道解説本。
第一章 武士って何?
第二章 「いい国作ろう」
第三章 なにが戦乱を招いたか
第四章 戦国の真実
第五章 天下統一
第六章 武士道というフィクション
●林 信吾(はやし・しんご)
1958年、東京生まれ。神奈川大学中退。1983年より10年間、英国に滞在。この間、ジャーナリストとして活動する傍ら、『地球の歩き方・ロンドン編』の企画と執筆に参加。帰国後はフリーで執筆活動に専念している。『青山栄次郎伝 EUの礎を築いた男』(角川書店)、『超入門資本論 マルクスという生き方』(新人物往来社文庫)、『反戦軍事学』(朝日新書)、『イギリス型〈豊かさ〉の真実』(講談社現代新書)など、著書多数。
武士道の真実