通りの向こう側 私鉄沿線恋物語

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By 神津カンナ

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東京の街で生まれた「恋」をテーマにした短編小説集
 都立大駅の近くある、オンボロアパート「駱駝館」に住む学生占い師と出会ってから、恋人と心が通わなくなる富豪令嬢の菜緒。豪華なマンション暮しを夢見るうちに、言葉巧みに金持ち老人から土地を手放させる「地上げギャル」になる理恵。都合のいい女から脱却を図ろうと、不倫の恋の相手の本心をただす隆子。
 本書では、東京を網の目のように張りめぐらす私鉄沿線に生きる、女たちの恋とため息と希望の物語8編を収録。若い男女の多彩な青春恋物語を清新に描く。
・通りの向こう側(東急東横線・都立大学駅)
・プールの縁にすわる人(東武伊勢崎線・東向島駅)
・犬が好き(京王井の頭線・永福町駅)
・夢喰い虫(西武池袋線・江古田駅)
・初詣に賭けて(京浜急行線・青物横丁駅)
・成城に住むまでは(小田急線・成城学園前駅)
・終電の発車ベル(営団地下鉄銀座線・銀座駅)
・花火が見たくて(京成金町線・柴又駅)
●神津カンナ(こうづ・かんな)
1958年、東京生まれ。作家、エッセイスト、コメンテーター。母は女優の中村メイコ、父は作曲家の神津善行。弟は画家の神津善之介。東洋英和女学院にて、幼稚園から高等部まで学び、1977年3月、東洋英和女学院高等部を卒業。同年5月に渡米し、9月サラ・ローレンス・カレッジに入学、演劇を学ぶ。著書『親離れするとき読む本』は、体験的家族論として注目され、ベストセラーとなる。その他、『美人女優』『パープル・ドリーム』『長女が読む本』『あなたの弱さは幸せの力になる』など著書多数。以後、執筆活動の他、テレビ・ラジオ出演、講演また、公的機関や民間団体の審議委員等も数多く務めて精力的に活動している。
通りの向こう側 私鉄沿線恋物語