本書は，経済学博士（大阪大学）による経済学及び経営学を学ぶために必要な数学の入門テキストの第12巻です。

現在，経済学あるいは経営学を勉強している，あるいはこれから勉強しようと考えている方はぜひお読みください。

第12巻の「差分方程式」では，差分，階乗関数，階乗関数の差分，和分，不定和分，階数，差分方程式の解，一般解，初期条件，特殊解，1階線形差分方程式，反復法，同次形，非同次形について説明しています。

巻末には練習問題と解答を付けています。

また，本書は，手軽にそして自由に持ち運ぶことができる電子書籍ということで，どこでもそしていつでも簡単に読むことができるように，できる限り短い文章で簡潔に説明しています。

本書は『経済数学入門シリーズ』の最新版であり，説明も大幅に増やし，また「経済数学をすぐに理解できる」ということで，タイトルも変えています。

本書の目次は，以下のようになっています。

はじめに

差分方程式

1. 差分

2. 差分の基本的な解法式

3. 定数倍及び四則演算の公式

4. 階乗関数

5. 階乗関数の差分の公式

6. 不定和分

7. 和分の基本公式

8. 定数と関数の積の和分

9. 和分の線形性

10. 部分和分の公式

11. 差分方程式

12. 差分方程式の階数

13. 差分方程式の解

14. 一階同次線形差分方程式の解の求め方

15. 一階非同次線形差分方程式の解の求め方

練習問題及び解答

参照文献

著者紹介