ビジネスに活かせる禅のことばとは?10のビジネスシーンでの教え!10分で読めるシリーズ

ebook 10分で読めるシリーズ

By satos

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10分で読めるミニ書籍です(文章量9,000文字程度=紙の書籍の18ページ程度)
「役立つ」「わかりやすい」「おもしろい」をコンセプトに個性あふれる作家陣が執筆しております。
自己啓発、問題解決、気分転換、他の読書の箸休め、スキルアップ、ストレス解消、いろいろなシチュエーションでご利用いただけます。
是非、お試しください。
書籍説明
ビジネスに活かせる禅のことばについて書きたいと思うが、禅についてはあまり予備知識がない方もおられると考えるので、
はじめに日本に禅が伝わった経緯を簡単に述べたいと思う。
禅は、インド仏教の三学の定学(じょうがく)から生まれた宗教である。
三学は、戒学(かいがく)、慧学(けいがく)、定学(じょうがく)を指しており、戒学は律宗になり、慧学は教学となっていく。
中国では老荘思想の基盤があり、禅が受け入れられやすい土壌があった。
菩提達磨は、そのような状況の中国にインドからやってきて、禅の開祖になった。
初祖の達磨に続くニ祖の神光慧可は、達磨の弟子になることを懇願して、達磨の前で片腕を切り落とした逸話が有名である。
その後、三祖の艦智僧、四祖大医道信、五祖大満弘忍と続き、六祖の大鑑慧能によって、理論や知性を否定して動くことや働くこと、
生活することなどの禅寺の作務を重要な修行とする、中国禅が確立されたのである。
慧能の南宗禅からは多くの傑出した弟子が出ているが、南嶽懐譲の放流からは臨済義玄が出て臨済宗の基礎が築かれるが、
黄龍派と陽岐派に分かれ黄龍派は栄西により日本に伝わり、陽岐派は蘭渓道隆、無学祖元などにより日本臨済宗に繋がっていくのである。
もう一人の青原行思の放流からは洞山良价や曹山本寂などが登場して、天童如浄を経て日本の希玄道元に伝わり、
日本国内で広く支持される日本曹洞宗に結びついていくのである。
日本における禅は、達磨がインドから中国に移り発展した歴史を踏まえて、栄西や道元を中心に発展してきた壮大な歴史があり、
日本の風土の中で独特の興隆を遂げてきているのだ。
ビジネスの世界も、日本経済が国際的な洗礼を受けながらも独自の発展を遂げてきているが、
ビジネスシーンの中で禅の考え方に通じるものも多々見受けられる。
色々なビジネスの場面について、禅の考え方を対比させながら、参考にできる教えについて述べてみたいと思う。
ビジネスに活かせる禅のことばとは?10のビジネスシーンでの教え!10分で読めるシリーズ