超怖・ホラー小説集

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By 葛西竜哉

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超怖・ホラー小説集【著者】葛西竜哉/聖ゆうな/鈴井しのぶ/月光超人気ケータイサイトの賞レースで入賞した、超怖・小説を一挙に4作品収録!———————————————————あなたの日常のすぐ傍に、狂気は潜んでいるものです......———————————————————●暑い日を涼しく過ごしたい方●何かをやり残した気がする方●退屈な毎日に刺激がほしい方【収録作品】1呪信メール2鬼の手3動画4人媒花―JINBAIKA―超怖・小説のあらすじをご紹介1呪信メール【本文より】「見ぃ~つけた」とつぜん後ろで声がしたので、加藤はまだ書き込んでいる途中でエンターキーを押した。振り返ると長い黒髪の女が立っている。冷たい瞳が加藤を見つめていた。「ひぃいいいいいいいいいいいいい」2鬼の手【本文より】朝。真優は自分が体験した出来事を、姉の優衣に話した。「ふうん。それって霊道だよね」「れいどう?」「そう。アンタの部屋、霊の通り道になってるんだよ」「えー、やだ。お姉ちゃん、部屋交換しようよ」「やだ。洋室がいいって言ったの、アンタじゃん」「じゃ、今夜からお姉ちゃんの部屋で寝せてよー」「いいよ。だけど、私の部屋にも出るよ」「..................」3動画【本文より】今度は、ただのたわいものない退屈な風景を辛抱強く見続ける。そして、もうすぐ終了。その間際、「うっ!?」突然、水の中から手首が現れる。それはまるで、こちらに向かって手招きをしていた。『......ここ......に......いる......よ......』4人媒花―JINBAIKA―【本文より】でも、夜が来れば俺は、あの甘い濃香に逆らえず彼女を抱く。熱に浮されたように、取り憑かれたように、果実を貪るのだ。さすがに、恐怖心が芽生えた。もしかすると、俺が彼女を犯しているのではなく、俺の方が犯されているのでは......?そんな馬鹿馬鹿しい想像まで浮かんだ。恐怖心と性欲は、どちらも抑制しがたいもの。相反するものでありなら、俺の中に同時に存在するそれら......。この言葉にできない今の感情に一番近いのは、『中毒』かもしれない。この続きは本編でお楽しみください
超怖・ホラー小説集