我が国の鉄道の歴史を語る上でその嚆矢となる、明治初期から始まった蒸気機関車のイギリスはじめ、アメリカ、ドイツなどからの輸入を経て、やがて国産大量生産できるまでに進化した、蒸気機関車の発達の過程を、その時代時代の輸送事情背景や、経済事情、国際軍事関係などの鉄道にまつわるさまざまなエピソードなどを盛り込みながらひもとく。一部の軽便線を除く全国で活躍した全420形式、改造車も含めた約550点の1/200のイラスト側面図と、、詳細解説文でたどる。官営鉄道を経て、戦後の日本国有鉄道にいたる約100年間に在籍した蒸気機関車を時系列にたどり、検証、研究できる座右の銘のなる蒸気機関車研究家待望の決定版である。※この電子書籍は2014年5月にJTBパブリッシングから発行された図書を画像化したものです。電子書籍化にあたり、一部誌面内容を変更している場合があります