小さな鈴シリーズは、子どもがつくった作品です。このシリーズの第一作『ひとしずくのなみだ』宮下木花(11歳)作は、とつぜん送られてきた原稿でした。先入観のないまっ白な頭で読んでいくうちぐいぐいひき込まれてしまいました。ー子どもの感性は、無限の拡がりを秘めているーと、心の底から感じました。勇気を出して｢出版｣という形で社会へ羽ばたいてもらいました。ある日、面識のない秋山ちえ子先生から熱い応援コールのお電話を頂きました。｢子どもの持つはかりしれない力が、さらにぐんぐん伸びるでしょう。｣と。子どもの純な五感がパチパチとはじけて小さな鈴を鳴らす、太陽いっぱいの広場です。