警視庁ウラ金担当 会計責任者18年間の「仕事」

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By 大内顕

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組織の通常業務として犯罪行為を行っているのは、警察と暴力団ぐらいである!
 書名『警視庁ウラ金担当』とは私のことである。全国の警察組織のいずれにおいてもなぜか類似した手法で行われているウラ金づくりのカラクリの一端を、警視庁事務職員として18年間会計畑を歩んできた私自身の実体験として記していく。(中略)警察が他の官庁と異なるのは、司直のメスが入らないということである。警察のウラ金づくりについても、前述のとおり内部告発やマスコミ報道が時折なされ、国会で取り上げられたこともあるが、それ以上に発展することがないのは、それらの情報を端緒として内偵から摘発に及ぶ機関が警察自身だからである。(本文より)
 公務員はよく「税金泥棒」と皮肉を言われるが、警察は組織を挙げて、文字どおり税金を泥棒している。「捜査費による裏金づくりは警察の全職員が共犯になっている」とまで言われる不正経理の実態とは。さらには内部告発の潰し方、隠蔽工作まで。その驚きの手口を暴露するノンフィクション作品。
序章 暴かれた巨悪
第一章 秘密を墓場に持って行けるか!
第二章 警視庁警備部ウラ金確保プロジェクト
第三章 ウラ金は守られた
第四章 捜査に使われない捜査費
第五章 そして幹部は太る
第六章 「超伏魔殿」警察の土壌
終章 誰が警察を取り締まればいいのか!
●大内顕(おおうち・あきら)
1958年、東京都に生まれる。1982年、中央大学法学部卒業。警視庁職員となり、葛飾区本田警察署の警務課会計厚生係員として2年間勤務。1989年、北沢警察署の会計厚生係長、東大和警察署の同係長を経て、1997年、警備部警備第一課庶務係主任に。2000年、18年間勤めた警視庁を退職し、フリージャーナリストに転身。雑誌の取材、TVコメンテーターや講演活動などで幅広く活躍中。
警視庁ウラ金担当 会計責任者18年間の「仕事」