Sign up to save your library
With an OverDrive account, you can save your favorite libraries for at-a-glance information about availability. Find out more about OverDrive accounts.
Find this title in Libby, the library reading app by OverDrive.

Search for a digital library with this title
Title found at these libraries:
Library Name | Distance |
---|---|
Loading... |
〈 彼女たちは壁を破り、世界を動かした 〉
19世紀にドイツのユダヤ人ゲットーから身を立て、世界有数の金融帝国を築き上げた名門一族。
その栄光の裏には、女性たちの活躍があった。
————-
株取引の天才、イギリス政治の影のフィクサー、ジャズのパトロン、 テレビでも活躍した在野の昆虫学者......。
政治、経済、文化にわたる活躍を見せた才女たちは、一方では家の掟や政略結婚、ユダヤ社会の慣習に悩み、叶わぬ恋や自らの生き方、夫との仲を思って煩悶する。
歴史の流れの中でひたむきに歩んだ生身の人間が息づく、これまでになかった人物絵巻。
————-
19世紀から両大戦を経て現代に至る激動の欧米史を縦軸に、 男性中心に語られてきた一族の歴史を、女性の側から描き出す。
[解説]佐藤亜紀氏 (作家)
————-
【目次】
■まえがき
〈 第一部・グトレ、ハナ、ヘンリエッタ 〉
第1章......勃興の母
第2章......ただの機械
第3章......家庭を築く
第4章......婿探し
第5章......マダム・モンテフィオーリ
第6章......より健康的な気候
第7章......調和、誠実、勤勉
第8章......裏切り
第9章......ロスチャイルド夫人の並外れた財政手腕
第10章......婚礼と葬式
〈 第二部・シャーロット、ハナ・マイヤー、ルイーザ 〉
第11章......「濃霧に満ちた憂鬱なこの世界」
第12章......キリスト教徒と結婚して一族を離れる
第13章......ユダヤ教徒として結婚し、ロスチャイルド家に入る
第14章......幼児の養育
第15章......芸術の女神
第16章......「もちろん、われわれは嫌悪しすぎることをよしとはしません」
第17章......底知れぬ深淵
第18章......逃げ道と遺産
第19章......ホテルでの暮らし
第20章......母親の教育
〈 第三部・コンスタンス、エマ、ハナ、ブランチ 〉
第21章......恋のたわむれ
第22章......跡継ぎとたしなみ
第23章......薔薇と獅子
第24章......初めての演説
第25章......ボヘミアのブランチ
第26章......王室の印章
第27章......救出と防止
第28章......登用
第29章 ......「大砲が夜のうちに届き」
〈 第四部・ロジカ、ドリー、ミリアム、ニカ、ロージー 〉
第30章......国境を越えて
第31章......入隊
第32章......復興
第33章......休暇
第34章......戦火を前に
第35章......姉妹の戦い
第36章......残響
第37章......男爵夫人、バードとモンク
第38章......ノミの女王
第39章......スペア・リブと刺繍の叛乱
第40章......すばらしい小春日和
第41章......母と娘
■謝辞
■原註
■[日本語版解説]佐藤亜紀
■家系図
19世紀にドイツのユダヤ人ゲットーから身を立て、世界有数の金融帝国を築き上げた名門一族。
その栄光の裏には、女性たちの活躍があった。
————-
株取引の天才、イギリス政治の影のフィクサー、ジャズのパトロン、 テレビでも活躍した在野の昆虫学者......。
政治、経済、文化にわたる活躍を見せた才女たちは、一方では家の掟や政略結婚、ユダヤ社会の慣習に悩み、叶わぬ恋や自らの生き方、夫との仲を思って煩悶する。
歴史の流れの中でひたむきに歩んだ生身の人間が息づく、これまでになかった人物絵巻。
————-
19世紀から両大戦を経て現代に至る激動の欧米史を縦軸に、 男性中心に語られてきた一族の歴史を、女性の側から描き出す。
[解説]佐藤亜紀氏 (作家)
————-
【目次】
■まえがき
〈 第一部・グトレ、ハナ、ヘンリエッタ 〉
第1章......勃興の母
第2章......ただの機械
第3章......家庭を築く
第4章......婿探し
第5章......マダム・モンテフィオーリ
第6章......より健康的な気候
第7章......調和、誠実、勤勉
第8章......裏切り
第9章......ロスチャイルド夫人の並外れた財政手腕
第10章......婚礼と葬式
〈 第二部・シャーロット、ハナ・マイヤー、ルイーザ 〉
第11章......「濃霧に満ちた憂鬱なこの世界」
第12章......キリスト教徒と結婚して一族を離れる
第13章......ユダヤ教徒として結婚し、ロスチャイルド家に入る
第14章......幼児の養育
第15章......芸術の女神
第16章......「もちろん、われわれは嫌悪しすぎることをよしとはしません」
第17章......底知れぬ深淵
第18章......逃げ道と遺産
第19章......ホテルでの暮らし
第20章......母親の教育
〈 第三部・コンスタンス、エマ、ハナ、ブランチ 〉
第21章......恋のたわむれ
第22章......跡継ぎとたしなみ
第23章......薔薇と獅子
第24章......初めての演説
第25章......ボヘミアのブランチ
第26章......王室の印章
第27章......救出と防止
第28章......登用
第29章 ......「大砲が夜のうちに届き」
〈 第四部・ロジカ、ドリー、ミリアム、ニカ、ロージー 〉
第30章......国境を越えて
第31章......入隊
第32章......復興
第33章......休暇
第34章......戦火を前に
第35章......姉妹の戦い
第36章......残響
第37章......男爵夫人、バードとモンク
第38章......ノミの女王
第39章......スペア・リブと刺繍の叛乱
第40章......すばらしい小春日和
第41章......母と娘
■謝辞
■原註
■[日本語版解説]佐藤亜紀
■家系図