立ち退かされるのは誰か? ジェントリフィケーションと脅かされるコミュニティ

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By 山本薫子

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<ジェントリフィケーション>がもたらす問題とは?
再開発による「立ち退き」、グローバルな不動産投資と家賃高騰......。
<ジェントリフィケーション>という言葉を生みだしたのは、1960年代の社会学者ルース・グラスだった。
彼女が都市ロンドンで<発見>した現象は、現代の都市問題を予見していた......。
地域コミュニティが脅かされつつある現代都市の課題との共通点をさぐる注目の書。
――ロンドンでは、空間をめぐる競争がますます激しくなっている。さまざまな要素がこの競争をさらに強化している。(......それらは)予測も制御もされなければ手に負えなくなり、地価(上昇)のスパイラルにつながる。そして、まさにこれが起きてしまったのである。
(ルース・グラス『ロンドン――変化の諸相』より)
――ジェントリフィケーション。ダウンタウン・イーストサイドは大きな変容の最中にある。過去10年の間に中流層、上流層の階級の住民たちがこの低所得地域に移り住むようになった。新たな住民たちがコミュニテイ再生の手助けをする一方で、そのことは周縁化された住民たちを追い出すことでもある。
(バンクーバーのストリート・ペーパーMegaphoneより)
立ち退かされるのは誰か? ジェントリフィケーションと脅かされるコミュニティ