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※本書に掲載されている図や表は、オーディオブックではご確認できませんのであらかじめご了承ください。
累計15万部突破!シリーズ最新作
私は2016年、『社会人1年目からの とりあえず日経新聞が読める本』を出版しました。
日本のGDPや貿易収支、国債発行残高、日経平均など、「ビジネスマンが最低限知っておくべき数字」について解説したものですが、おかげさまで、図解版を合わせてシリーズ累計15万部のヒットとなりました。
それはとてもうれしいことなのですが、読者の方から、日経新聞に載っている経済数字、景気指標の意味はわかるようになったのに、
「日経新聞を毎日読まなきゃ、と思うのに挫折してしまう......」
といった声も、多く聞こえてくるようになりました。
話をよく聞いてみると、1面から一字一句、すべての記事を読もうとしていることが少なくないようです。
最初に言います。
慣れないうちから、全部読む必要はありません。
むしろ慣れるまでは、強制的に半分捨ててでも、読む量を減らすべきです。
つまり、日経新聞を読むにはコツがいるのです。
なのに、あの梅棹忠夫先生が大ベストセラー『知的生産の技術』(岩波新書)で書かれているように、「学校では知識は教えるけれど、知識の獲得のしかたはあまり教えてくれない」ため、そのコツを知らないという人があまりに多いのではないか。
だとしたら、まさに「宝の持ち腐れ」で、非常にもったいないことです。
そこで私は、続編といった形で、
日経新聞のどこを読んでいいかわからないという人が、
読むべき場所がわかり、必要な情報を効率的にインプットし、
その成果をアウトプットまでできるようになる。
その結果、世の中の動きをつかみ、
経済の先行きを見通せるようになる
ことを目標として、本書を執筆することにしました。