絹の襷 富岡製糸場に受け継がれた情熱

ebook

By 稲葉なおと

cover image of 絹の襷 富岡製糸場に受け継がれた情熱

Sign up to save your library

With an OverDrive account, you can save your favorite libraries for at-a-glance information about availability. Find out more about OverDrive accounts.

   Not today

Find this title in Libby, the library reading app by OverDrive.

Download Libby on the App Store Download Libby on Google Play

Search for a digital library with this title

Title found at these libraries:

Library Name Distance
Loading...
一五○年間紡ぎ続けた"志"
明治の工場建築は、いくたびかの消滅の試練を乗り越え、なぜ世界遺産登録に
至ることができたのか。その核心に迫る、渾身のノンフィクション!
建築が永遠に残り続けるためには――
明治の富国強兵・殖産興業政策の先陣を切って、1872年の操業から2014年の世界遺産登録、そして今日まで150年あまりの間、誰がどのようにして富岡製糸場存続の襷をつなぎ、いくたびかの取り壊し案を退けながらこの産業・文化遺産を守ってきたのか。そして、いかにして世界遺産登録の座をかち得たのか?
著者が取材を重ねるにつれ、歴史に埋もれながら、"郷土の誇り" の存続に尽力してきた人々の熱意の連環が徐々に明らかになる。そして薄絹のように透明な"ミッシング・リンク" が少しずつ、しかし確実に"現実"という色を伴ってつながっていく過程が焙り出されてゆく。
世界遺産登録から10周年を迎えるいま、富岡製糸場の「語られざる秘話」の核心に迫る渾身のノンフィクション。
詳細な年表を巻末に掲載。
絹の襷 富岡製糸場に受け継がれた情熱