自然現象と物理法則のあいだ

ebook

By 鹿児島誠一

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※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。
本書では、実際の自然現象の抽象化、モデル化という科学全般にかかわる問題を、高校生にもわかる例を用いて、やさしく解説します。振り子や剛体球の衝突など、高校物理で慣れ親しんだ実験を用いながら、本質が理解できる例を取り上げています。 物理の役割は、森羅万象を相手にして自然界の真理、ものごとの仕組みとはたらきを明らかにすることです。 しかし、高校物理では覚えた公式を当てはめて問題を解くことが求められ、物理はほとんどでき上がった「法則」と「公式」の体系であるという誤解をもっている人がいます。また、多くの理工系学科では入学後、力学や電磁気学などの基礎物理を学びますが、それぞれの専門分野に物理がどのように関わっているかを知らずに学んでいる人も多いようです。 本書は、東京大学教養学部の1・2 年生向け選択科目「自然現象とモデル」での約10年間の講義を元にした、パリティ誌の連載記事をまとめたものです。自然現象をどうとらえるかという科学の手法を学び、物理法則や公式がなぜ必要で、どのように役立つかを感じ取っていただけます。
自然現象と物理法則のあいだ