知識構成システム論

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By 中森義輝

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※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。
野中郁次郎氏と竹内弘高氏が著書『知識創造企業』の中で紹介した形式知から暗黙知へ、暗黙知から形式知への循環過程である「SECIスパイラル」に基づく知識マネジメント(野中理論)と、椹木義一氏が提案した直感的、感性的な手法も織り込んで問題の解決に当たろうとする「しなやかなシステムアプローチ」。この2つは、知識創造と技術創造に関する世界的にも斬新な理論と言われています。 北陸先端科学技術大学院大学・中森義輝先生の提唱する「i-System」は、この2つを融合した知識の連続再構成モデルを中核としたシステム方法論で、「Intelligence」(客観的知識)、「Involvement」(社会的モチベーション)、「Imagination」(創造性の1つの側面)、「Intervention」(問題を解決しようとする意志)、「Integration」(システム知識)の5つの要素から成り立ちます。 本書「知識構成システム論」は、この「i-System」を説明した後、知識の統合レベルを「専門的統合」「学際的統合」「文化横断的統合」の3つに分類し、それぞれに対応した3つの応用事例を紹介します。続いて、知識の連続再構成モデルを社会学的に解釈した後、知識創造モデルの検証として、中国、日本、韓国などの極東の国々における知識正当化の方法を説明します。さらに、「インフォームド・システム思考」として、知識基盤社会におけるシステム科学の新しい役割、新しい展開の必要性を提言します。 工学的な発想と社会学的・哲学的な発想を融合させ、西洋的な発想にはない斬新な発想で新たな技術的創造を開拓する「i-System」の最新の成果を、本書「知識構成システム論」でぜひとも学んでください。
知識構成システム論