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日本ではコンデンサという名前でよく知られているキャパシタの全容を網羅した初の便覧。本書は研究開発、製造に関わる第一線の専門家によって、キャパシタの基礎から応用、また理論・バックグラウンドなどもわかりやすく、簡潔に解説している。さらに、実用性・信頼性のあるデータ、知見、資料なども豊富に、かつ包括的に収載した。キャパシタは電子部品として広く普及しているのみならず、電子機器の高性能化、エネルギー効率化、および環境問題対策のキーテクノロジーとして、幅広い応用が期待されている分野でもある。そうした意味でも、専門家はもとより、関連技術に携わる多くの技術者、研究者にとって非常に役立つ書である。