語り：南果歩

音楽：守時タツミ

お正月の初夢のお話です。正直なおじいさんが見た夢は「天から福をさずかる夢」。その夢が 正夢になってしまいます。さて、その顛末は・・・。私たち日本人は「初夢」を、とても大切にしてきました。富も貧しさも、幸せも不幸も、夢を通して神様より与えられると考えたのです。素朴な日本の信仰心や道徳心を大切にしたこのお話を、楽しくポップに演出し、神様にささげる古代の音楽である「神楽」の三拍子で表現しています。

おとえほんとは・・・

「おとえほん」は、名前のとおり、聴く絵本です。

これまでのナレーション作品とは、まったく違います。こだわったのは、その音のクオリティ。

耳で聴く感動のエンタティンメントとしてお届するために、徹底的に良質なサウンドづくりにつとめました。

映画のサントラを思わせる叙情豊かでハイクオリティなオーケストラサウンド。

ナレーションは女優の南果歩が手がけています。

思わず話に引き込まれてしまう心地いい語りです。

目を閉じて聴けば、そこはもう昔話の世界。

誰もが知っているお話ですので、リラックスしながら楽しく聞くことができるでしょう。

さあ、新しく感動的な「音の昔話の世界」を、どうぞごゆっくりお楽しみください。