語り：南果歩

音楽：守時タツミ

日本最古の物語のひとつ、かぐや姫です。光り輝く竹の中にいのちを宿した、かぐや姫はやがて美しい女性へと成長します。ミカドを始め、多くの男性が彼女に求婚しますが、彼女は無理な条件をつけて、その希望を空しくします。なぜなら、彼女のほんとうの身分は月のプリンセスであり、いずれ月に戻る約束があった からです。日本最古の物語「竹取物語」が色あせることなく、あでやかに、「おとえほん」として、生まれ変わりました。

おとえほんとは・・・

「おとえほん」は、名前のとおり、聴く絵本です。

これまでのナレーション作品とは、まったく違います。こだわったのは、その音のクオリティ。

耳で聴く感動のエンタティンメントとしてお届するために、徹底的に良質なサウンドづくりにつとめました。

映画のサントラを思わせる叙情豊かでハイクオリティなオーケストラサウンド。

ナレーションは女優の南果歩が手がけています。

思わず話に引き込まれてしまう心地いい語りです。

目を閉じて聴けば、そこはもう昔話の世界。

誰もが知っているお話ですので、リラックスしながら楽しく聞くことができるでしょう。

さあ、新しく感動的な「音の昔話の世界」を、どうぞごゆっくりお楽しみください。