わからなさを生きる哲学

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By 岡山敬二

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《いしいしんじさん 推薦》
夏休みのスイカ割り、9回裏のサヨナラ勝ち、ひと目ぼれの瞬間にこそ、「哲学」はひらく。
「わからない」豊かさにかこまれて、ぼくは、あなたは、ひとつきりの生を生きてゆく。

———————————
人間、時間、「わたし」体と心、死って、いったい何? 
哲学の大切な問いを深める旅へ出かけよう。

ソクラテスから、デカルト、ニーチェ、フッサール、メルロ=ポンティ、そしてハイデガーまで。
「わからない」を切り口に、西洋哲学を一緒に歩く。
問いを立てるための思考のレッスン。
———————————
あなたは、わたしは、世界は、 なぜ、かけがえがないのか?
わからない。──それでも、世界は美しい。

———————————
【目次】
■はじめに
■序......わからなさのはじまり──「人間とは何なのか」という問い
Ⅰ 人間とは何なのかよくわからない
■第1話......人間とは何か、その答えはどこにある?──デカルトからニーチェへ
■第2話......ちっぽけな理性と大いなる理性──ニーチェからデカルトへ
Ⅱ 人間と動物や機械はどうちがうのかよくわからない
■第3話......考えている私は存在するのか──デカルト
■第4話......人間のする計算とは何なのか──フッサール
■第5話......人間はどこから人間になったのか──ケーラーからメルロ=ポンティへ
Ⅲ 身体は私のものなのかどうかよくわからない
■第6話......身体こそがここにいる?──デカルトの向こうへ
■第7話......身体である私はどこにいるのか──メルロ=ポンティ
Ⅳ 時は流れるのかどうかよくわからない
■第8話......時計の時間は時間ではない?──アリストテレスからアウグスティヌスへ
■第9話......時は重なり、空間に広がる──フッサールからメルロ=ポンティへ
Ⅴ 人はどう死ぬのかよくわからない
■第10話......死とはどういう出来事なのか──ソクラテスからショーペンハウアーまで
■第11話......失われることに人は何を思うのか──エピクロスからハイデガーへ
■第12話......人は死ぬことができるのか──ハイデガー
結び 哲学のはじまり──わからなさをわかること
■あとがき
わからなさを生きる哲学